うつ メンタル安定

うつには祈りが効く?-祈りの効果が科学的に証明されてきた件-

ちゃんと薬を飲んでも、しっかり寝ても、運動しても、全然うつが良くならないな…

なんて思っていませんか?

もしかすると、あなたに必要なのは『祈り』かもしれません。

 

・・・なんだか怪しい宗教みたいですね(笑)


それに祈りなんて、ただの気休めで意味はないと考える方も多いのはないでしょうか。

 

しかし海外では、ハーバード大学やコロンビア大学をはじめとした多くの大学が『祈り』の研究に取り組んでいます。

すでに研究例は1,200を超えており、祈りの効果は日々実証されつつあるのです。


しかも、祈りの効果を得るうえで信仰心は必ずしも必要ではありません。


この記事では祈りの効果と、効果を得るための祈り方についてお伝えします。

祈りが及ぼす効果

米国の調査報告-祈りでストレス減少-

ここでは、米国ノースキャロライナ州のデューク大学医学部の調査報告をご紹介します。

1986年から1992年にかけ、65歳以上の男女4000人を対象に健康に及ぼす祈りの効果を調べた結果、

祈ったり、聖書を読んでいる高齢者は、健康で長生きしている」と結論づけました。

ただし、祈りの頻度によって効果に違いはなかったそうです。

同調査にたずさわった研究者は「祈ることでストレスが解消されている」と説明しています。

祈るならポジティブに

上記は少し古い研究ですが、今日では、自分のため、他人のためを問わず、ポジティブな祈りは幸福感を増進させるということが分っています。(中野信子『脳科学からみた「祈り」』)

ポジティブな祈り(自分・他人の幸福を祈ること)によって、オキシトシンなどの神経伝達物質が分泌されます。

これらはストレス減少、幸福感の増加、免疫力の向上など様々な効果があります。

 

逆にネガティブな祈り(他人の不幸を祈ること)は、アドレナリンやノルアドレナリンといったホルモンが分泌され、高血圧や糖尿病などのリスクが高まってしまいます。

 

うつ病への神経伝達物質については、以下のリンク先で説明しています。

リンク:うつ病患者が知るべき脳内物質ツートップ『セロトニン』と『オキシトシン』(現在準備中です)

祈りは実用的なスキル

ここまで祈りの科学的効果をお伝えしましたが、自己啓発の大家デールカーネギーも「道は開ける」の中で、祈りは実用的と述べています。

 

1.祈ることで悩みの正体がわかる

祈りは、私たちが何のために悩んでいるかを言葉で正確に表現する助けになる。

実態が曖昧ではっきりしないうちは、問題に対処することは不可能である。

祈りはある意味で、問題を紙に記述することと似ている。

もし問題の解決に助力がほしいのなら、相手が神であっても、それを言葉で表現しなければならない。

ビジネスでよく耳にする言葉に、「課題の明確化」という言葉があります。

課題が「具体的」であれば解決は可能ですが、「何となく」悩んでいるというレベルでは何をどう対応するか分からないというものです。

祈ることで、知らず知らずのうちに課題解決の第一歩を踏み出しているというわけですね。

 

2.祈ることで不安や悩みを分担できる。

祈りは私たちに、自分一人ではなく、だれかと重荷を分担しているような感じを与える。

人間は重い荷物やとても耐えられない苦悩を独力で耐えていけるほど強靭ではない。

場合によっては近親者や友人にさえ打ち明けにくい悩みもある。そういう時は、祈りあるのみだ。

精神分析医は口々に、圧迫感や緊張感にとらわれたり、苦悩しているときに、それを他人に打ち明けることは治療上にも効果があると言っている。

誰にも話せない時には-いつでも神に訴えることができる。

祈ることで「小さな問題には対処の仕方」が、「大きな問題には立ち向かう勇気」が得られる。

これは、知人のクリスチャンの言葉ですが、まさに祈りの効果を表していますね。

 

3.祈る相手は神である必要はない。

祈りは、行為という積極的な原理を強制する。これこそ行動への第一歩である。

毎日、何かが成就されるように祈るのは、必ず何らかの恩恵にあずかっているか、少なくとも成就しようと努力しているからに違いない。

アレクシス・カレル博士は言う。「祈りは人間が生み出しうる最も強力なエネルギーである」と。

なぜそれをもっと利用しないのか?

自然の神秘な力が私たちを支配している限り、それを神を呼ぼうと、はたまた霊魂と呼ぼうと、その定義にこだわる必要はないではないか?

前向きな祈りであれば、信仰心は必須ではないのです。

 

まとめ

祈りの効果に世界が注目しており、研究により効果も認められてきている。

 

祈りの効果は以下の通り。

①信仰心が伴っていなくても、ポジティブな祈りによる脳内物質が分泌される。

その結果、ストレス減、免疫力向上などの効果が期待できる。

②悩みの正体が分かる。

③悩み・不安が分担される。

 

祈ると言うと大げさに感じますが、初詣でのお願い事と大差はないと感じられたと思います。

それと同じように、悩みがある、不安を感じている状況だからこそ、困ったときの神頼みをしてみてはいかがでしょうか。

もちろん、何に祈っても問題ありませんよ。

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